完成度の高いごみ屋敷のミニチュア。作成者が語る孤独死の悲惨さとは・・・。

8月25日まで東京ビッグサイトで開かれた葬儀業界の展示会「エンディング産業展」。

その中で、異色のミニチュアに思わず目を覆ってしまいます・・・。

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実際の現場をモデルにしたミニチュア作品

ミニチュアをつくったのは、「遺品整理クリーンサービス」(本社・東京)の社員である小島美羽さん(25)。

彼女はその会社に勤めて3年になり、孤独死現場やゴミ屋敷などの整理に行い、ときには遺体が放置されて汚れた室内の清掃も行っているようです。

その数はなんと年間300カ所以上!!驚愕の数字ですね・・・。

その作品の中で、ひと際目立ったものが、床の大半が、ゴミ袋や食べかけの食品で埋まった部屋のミニチュアです。


出典:IT media ビジネス ONLINE

見やすくするために、これでも実際よりゴミの量を減らしたのだそうです。

小島さんは

整理を依頼される『ゴミ屋敷』の多くは、部屋の高さの半分ほどまでゴミが・・・。

天井までゴミで埋まった部屋も見たことがあります。

寝床への通り道だけが、獣道のようにある状態でした。

と語ってくれました。

細部までとことんこだわり、実にリアルに作られていますね・・・。

次に、和室のミニチュアです。


出典:IT media ビジネス ONLINE

黒く染まった布団に、コンビニ弁当が食べかけのまま、ちゃぶ台の上にあります。

これについて小島さんは

やはり千葉で整理した孤独死現場がモデルで、亡くなったのは独身の中年男性でした。

死後3~4カ月たって発見され、腐敗した体液で布団や畳は黒く染まっていました。

と語ってくれました。

これがミニチュアではなく、現実のものだったら気分が悪くなりそうですね。

小島さんはこの中年男性の部屋を見たとき、孤独死寸前だった実の父親のことを思い出したといいます。

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小島さんの実体験

出典:高齢者の孤独死はなぜ増える!? 高齢化に独居老人

小島さんは高校生時代、父親とは離れて暮らしており、父親の住まいを偶然訪れて、脳卒中で倒れている父親の姿を見つけたそうです

病院に搬送しましたが、意識は戻らず、そのまま還らぬ人に・・・。

小島さんは

小さい頃、父親と遊んだ記憶がよみがえってきました

死ぬ間際になって、もっとつながりを持っておけばと思ったんです。

とのこと。

なんとも切ないですね・・・。

孤独死の現状

さらに小島さんは孤独死の現場に立つと

周囲とのコミュニケーションがどれほど大事か分かる。

近所の人にあいさつもしなければ、家で倒れても『最近姿を見ないな』と気づいてもらえない。

私が見た現場では最長2年間、気づかれない人も・・・。

ようやく気付くのは水道検針員など、本人と直接縁の無い人が多いですね。

と語ってくれました。

小島さんの伝えたいこと。

今回ミニチュアを作ったのも

写真では分かりにくい孤独死の悲惨を伝えたかった

こういう状況でご遺体が見つかってしまうんだと、リアルに感じて欲しかった

という思いからとのこと。

毎日1件は、孤独死やゴミ屋敷を整理する小島さん。

ミニチュア作りは全くの素人でしたが、布や模型材料を使って、約1カ月かけて手作りしたようです。

まとめ

ネットの反応

・他人事じゃないわ

・うちのばあちゃん、一人暮らしだから心配だわ

・人との繋がりが失われた時代。これからどんどん増えるよ

自分の家族の部屋がこのミニチュアと同じような状況になったらと思うと、ぞっとしますね。

家族だけでなく、ご近所の方とも交流を深めて、孤独死を少しでも減らしていきたいですね。

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