行き過ぎた除菌・抗菌は悪影響!?あなたの知らない細菌との付き合い方。

近年、テレビで「除菌」「抗菌」グッズのCMがよく流れていますが、細菌は悪いものではなく、実は私たちの健康を守ってくれているんですよ。


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細菌は一生を共にするパートナー

細菌は、私たちが生まれた瞬間から、私たちの消化管や口の中、皮膚などに棲みます。

細菌が最も多くいると言われているのが腸です。

腸内細菌は、悪玉菌の感染を予防したり、免疫活性を上げたり、人間が消化できない栄養分を消化したり、さまざまな役目を果たしていると言われています。

つまり、人間と細菌は、まさに「共栄共存」の関係ということですね。

これほど慣れ親しんでいる細菌ですが、「菌=汚い」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?

行き過ぎた除菌・抗菌は健康に悪影響を与える!?

近年、科学技術の進歩で、人間の体に棲む細菌の研究が急激に進んでいますが、身近な細菌について、どうやら私たちは誤解していることが多いようです。

細菌学者や医師は「洗いすぎると汚くなるのです。」と警鐘を鳴らします。

清潔すぎる環境に育った子どもは免疫の発達が弱く、アレルギー性疾患になりやすいと聞いたことはありませんか?

皮膚を例に、「ばい菌をやっつけよう!」と殺菌消毒成分を含む石けんで体を洗っている人は多いです。

その行動自体に何も問題はありませんが、それをやりすぎると、実は皮膚の細菌に悪影響を与え、バリア機能」を低下させることになるのです。

皮膚の表面には、善玉菌である「表皮ブドウ球菌」と悪玉菌の「黄色ブドウ球菌」などがあります。

「表皮ブドウ球菌」は、皮脂や汗をエサにして、皮膚の表面を弱酸性に保とうとします。

そうすることで、アルカリ性を好む「黄色ブドウ球菌」やカビなどの繁殖を防いでいるのです。

ところが、殺菌消毒成分を含む石けんで体を洗うと、石けんはアルカリ性であるため、皮膚の表面もアルカリ性に傾いてしまい、結果的に悪玉菌たちが勢力を伸ばすというわけです。

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ではアルカリ性の石けんより弱酸性のボディソープの方がいいの!?


出典:You Tube

いいえ、必ずしもそうとは言い切れません。

どちらにも長所と短所はあります。

※アルカリ性の石けんの長所※

洗浄力が高く、脱脂能力に大変優れています。アルカリ性によって老廃した角質が柔軟化するため、老廃物が流れてお肌がツルツルになります。

※アルカリ性の石けんの短所※

先ほども述べましたが、皮膚の表面もアルカリ性になり悪玉菌たちが勢力を伸ばしてしまいます。人間の肌は弱酸性なので、アルカリ性は肌にとって刺激になります。

※弱酸性のボディソープの長所※

お肌の弱酸性を乱さず洗浄できるため、敏感肌・アトピー肌・乾燥肌などに相性がよく、さらに刺激を避けたい場合の洗浄にも使えます。小さいお子さんにも使い安いということにもなりますね。

※弱酸性のボディソープの短所※

洗浄力が穏やかなので、洗い流したあとにヌルッとした感じになります。また弱酸性なので角質の柔軟化ができないため、皮膚が慣れない内は老廃した角質がたまりやすく洗浄が不足すると垢が出てしまうことがあります。
(慣れれば問題ないのかもしれませんが・・・。)

弱酸性のボディソープが絶対に使えない体質という方も中にはいます。

弱酸性のビ〇レ~♪にまつわる恐怖「弱酸性」が毒になる?

まとめ

敏感肌である赤ちゃんには弱酸性のボディソープを使い、そして赤ちゃん以外はアルカリ性の石けんで優しくゴシゴシ洗いすぎないのが一番良いではないかと思います。

もちろん個人差はあると思いますが・・・。

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